ダージリニストの憂鬱

自称、ダージリニストと名乗っている以上、インドの紅茶「ダージリン」は切らしてはならない。ダージリニストは本来ならセカンドフラッシュ、つまり夏摘みの一番メリハリの利いた時期に摘まれるダージリンを好むのが通だといわれるのだが、僕の場合、なぜかオータムナル、つまり、秋摘みのお茶が大好きなのだ。
秋摘みのお茶が好きになってしまった元凶は、すべて、ダージリンハウス「リーフル」のせいである。ここで、チャーモン農園のオータムナルのおいしさに衝撃を受けてしまって以来、ダージリンといえば、「=オータムナル」というぐらい、僕の頭の中は、オータムナル一色になってしまった。
そして、いまちょうどオータムナルの季節である。リーフルからはおいしいオータムナルのサンプルがいくつか届いた。どれもおいしい。とくに、今年はマーガレットホープのチャイナスペシャルがかなりいける。これはなんとしても飲まなければいけない。
がしかし、 100g 5,000円と、リーフルのお茶のなかでもダントツに高いのだ。なんとしても飲みたい。ところが一方で、この季節は、おいしい安渓鉄観音秋茶、高山茶冬茶、そして凍頂烏龍冬片、鳳凰単叢雪片など、おいしいお茶が目白おしなのだ。一応、中国茶ガイドとか、品茶会の代表とか、後はどうでもいいような肩書きだが、中国茶フリークなんかを自称している手前、中国茶が最優先である。
そうなのだ、この時期の憂鬱は、おいしいオータムナルに手が出ないということなのだ。飲むべきか飲まぬべきか。しかし、今年はあきらめるしかない。なにしろ、これからおいしい安渓鉄観音の山のように届くのだ。だれかおいしいオータムナルを分けてください!





酸性の土に一定の距離をおいて、実の大きさの3倍になる深さに植えれば良いということなので、自宅のプランターに植えた。最初の頃は、芽がそんなに早く出るわけも無いのに、まだかまだかと毎日のようにプランターを眺めていた。そして待つこと2ヶ月。待望の芽が出た。20粒植えたのに、残念ながら芽が出たものは5つのみ。
ところが、この珠茶、本当にいろんなクラスのものがあり、上級のものだと、非常に綺麗な光沢をもった小さな粒なのだが、低級品になると、これがガンパウダーか?とおもうほど、その粒もおおきく、きちんと丸まっていない。
なにしろ、何煎も楽しめて、そのボディーがぜんぜん落ちない。もちろん、香りも味もその表情を刻々と変えて、7煎目ぐらいからようやく、落ち着いて本領を発揮するモンスター。





それは「孟臣壺」。見た目はなんの変哲もない孟臣壺だった。形だけ見ているのであれば、それほど惹かれることもない、ああ典型的な「孟臣壺」だねと思っただけだっただろう。確かに形も色もいいので、最初から気にはなっていた。















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