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2004.01.16

悩みの茶則

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茶則。なんの変哲もない竹の茶道具。でも、なんとなく、ついつい手にして、手から離したくないと思ってしまう道具でもある。個人的には、2種類の茶則を愛用している。

一つはこれ。台北の茶荘で3年前に購入。なんだか、立派そうな名前が彫ってある。握ってると、とても握り心地のよい道具。たとえば長年愛用している万年筆のような、そんな感覚。

残念ながら、茶則としての機能は今ひとつ。なにしろ、茶葉がとてもすくいにくいのだ。しかし、なんか憎めない。

機能面でいうと、もう一つの竹の茶則には断然かなわない。なにしろ、もうひとつは、これでもかというぐらい、薄く削られた、まるでくつべらのような茶則なのだ。たくさんの茶葉をすくうことができ、実用一筋という感じのもの。でも、この実用に徹した潔さが心地よい。

まったく対極にあるような茶則。いつもどちらを連れて歩こうかと悩むことしきり。手際よくお茶をいれないといけないお茶会などは、実用茶則を連れて行く。一方で、まったりと、少人数の仲の良い友人とお茶を飲むときには、この茶則を。

で、今日もまた、どちらの茶則を連れて行こうかと迷っている。

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