陶作坊のマグカップ

会社では、なんの変哲もない白磁のマグカップに茶葉をそのまま入れてお茶を楽しんでいるが、家では、陶作坊のマグカップ(同心杯と呼ばれる。)を愛用している。大ぶりのマグカップで、陶器そのものの口さわりになるので、繊細なお茶にはあまり向かないが、どちらかというと、焙じ茶系の[火共]焙の強めのお茶には、このぐらい頑丈で無骨なマグカップが一番よいと思う。
最近では、一人でパソコンにむかっているときなどは、小さな茶杯に茶を入れてちびちびと飲むのも面倒なので、こんなマグカップ一杯のお茶を作って、PCの前に座ることが多い。
茶漉しがついているので、そこにかさのある茶葉をひとつかみ。ばさっと放りこんで、熱湯をじゃぶじゃぶ。そんな風にしてお茶を飲むために作られた器という感じだ。
陶作坊の茶器はどれも、そんなやさしい無骨さを持っている。このほかに、煮水器と茶缶が我が家にはあるが、どれも、曲線がやさしい。それでいて、力強さをもったシェイプにしあがっているところが、陶作坊の魅力なのかもしれない。
茶壺作家を目指したという陶作坊のオーナー林榮國氏の思いが、こんな柔らかさと無骨さに現れているのだろう。
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