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2004.04.23

鉄羅漢が飲みたい気分

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武夷岩茶の中で一番好きなのは、鉄羅漢。香りより味わい重視のお茶ですが、それでもどっしりと重みがあって、茶杯に残る香りは、かなりすばらしい。

ところがこの鉄羅漢、最近好みのものになかなか当たらない。水金亀や肉桂などはおお!と思えるものにである場合が時々あって、去年など、たまたま入手したものはかなりおいしかったのだが、鉄羅漢には巡り会えなかった。

初めて飲んだ岩茶がたまたま鉄羅漢だったというだけの単純な理由で、このお茶が好きなのではなくて、このお茶の秘めている独特の重厚さとか味わいの深さが好きなのだ。

一口に岩韻と呼ばれるその味わいは、しかしながら個別個別のお茶によって様々な表情を見せてくれる。この表情を文章で描写することは至難の技なのだけど、身体は素直で反応してくれる。よい表情をもった岩茶は、やはり身体が喜ぶのだ。別に健康にいいとか、そんなのではないのだが、妙に心地よくなる。気持ちよくなる。

巡り会いたいおいしいお茶として、いま上位5つ上げろといわれたら、多分鉄羅漢は何処かに入っているだろう。去年の岩茶を楽しむか、新しいお茶を待つか、それが問題だが、ちょっと鉄羅漢が飲みたい気分だ。

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