紙に包まれた茶

くんしゃんさんが茶片窟でUPした[シ章]平水仙茶餅は、青茶なのに、紙に包まれた面白いお茶だった。
それに対抗するために、引っ張り出してきたのはこれ。これはどーだ。(笑)
ひとつ一つのお茶が紙に包まれて、まるでお菓子のような形。この紙に包まれているのは、西坪の安渓鉄観音なのだ。安渓鉄観音を作るときに、包揉という作業がある。パラシュートに使われているような布でしっかりと包んでもまれるのだ。
以前、大阪の無茶空茶館で、その包揉したまんまのお茶を見せてもらったが、形的にはそれにそっくりだった。おそらくその形をイメージして、通常の安渓鉄観音の粒よりも大きく作って紙に包んだのがこのお茶ということなのだろう。

紙をほどくと、中からはこんな茶葉が出現する。通常の安渓鉄観音の粒の5倍ぐらいの大きさがある。これを3粒~4粒ほど蓋碗にいれて湯を注ぐと、かなり香りの良いお茶が出来上がる。
このお茶は12月10日摘みの冬茶。ただ粒が大きいだけで、後はまったく他のものと変わらない安渓鉄観音なので、結構おいしく飲めるのがうれしい。
茶葉が解れてくると、茶葉が5つぐらい出現する。通常の一粒の5つ分ぐらいがまとめられているということなのだろう。この手のお茶は、以前三宝園の春子さんに「通常の芽だけをたくさん集めて固まりにしたお茶」というのをもらったことがあったが、これと同じつくりということになるのだろう。
しかし、なぜ、紙に一つ一つ包んだのだろう。持ち運びに便利ではあるのだが。
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Comments
僕はこれ、ほとんど飲んじゃった。2、3個サンプル残っているはずなんだけど行方不明で…
白金の某店(仏像のあるところじゃないよ)で買えたと思うので調達しようと思っていたけど行かずに済んだな(負惜しみ)。
一包が一回分と言う訳ではないし、この包み方ってかえって嵩を増やしているので持ち歩きの事を考えていると思えないですね。中身のお茶は悪くないので、クラッシュ防止のために個別包装をした鉄観音の高付加価値商品という事じゃないでしょか?
Posted by: くんしゃん | 2004.05.15 at 10:46
さすがくんしゃんさん、持ってましたか。僕が入手したのは、白金のお店ではないのですが、面白かったので。
たしかに持ち運びのためというよりも、高付加価値というのもあるかもしれませんが、むしろ、和紙のような紙だったので、劣化防止というのもあるかもしれません。
最近では、鉄観音も雨得活茶のように一回分が一包みになったものが出始めました。面白い傾向ですね。
では、次はなにを・・・。(笑)
Posted by: ひらた | 2004.05.15 at 13:30
12月10日摘みっていうのは何か意味あるのでしょうか?それとも、たまたま、これを作った年はたまたま12月10日だっただけでしょうか?
実は私の誕生日が12月10日なので気になってしまいました。
うーん、意味があるといいんだけどなぁ。
Posted by: 凸ぷう | 2004.05.15 at 22:33
残念ながら意味はあまりないとおもいます。いわゆる単なる冬茶だというようなことでしょうか。龍井の3月24日摘みとかそんなのと同じだと思います。
Posted by: ひらた | 2004.05.16 at 07:27