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2004.05.18

杭白菊沱茶

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菊花は、菊花茶として有名だ。特に杭州の小さな白い菊の花は、昔から目に良いといわれているし、香港でもプーアールといっしょにして普菊茶などが好まれてきた。

普通の菊花は、白い菊をそのまま乾燥させたものが一般的。ところが、なぜだかこの菊の花を4~5つほどまとめて一つの固まりにした沱茶などというものがある。

「粒粒純 杭白菊」とかかれた透明のビニールパックに、沱茶状の菊花が一つ一つパッケージされている。

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パッケージから取り出すと、雲南省の小沱茶と丸っきりおなじ形をしているのがわかる。機械でプレスしたこの沱茶は、手で解すと花の部分がばらばらになってしまう。

そこで、このまま熱湯に一粒入れてふやかしてみた。徐々に固まりが剥がれていき、遂には菊の花が復元するのだ。

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開いた花は、普通の菊花と同じように、独特の香りを漂わせる。味も通常の菊花とぜんぜん遜色無い。

例えば、ガラスのポットに緑茶の茶葉をいれて、そこにこの沱茶を一つ放りこんでしばらく放置すると、きっとおいしい緑茶ベースの菊花茶を楽しめるだろう。ベースのお茶を黄山毛峰にすると、丁度錦上添花と同じような味わいのお茶が出来あがるに違いない。

個人的には、2煎程のんだ龍井にこの沱茶をいれる。なんとも良い香りの緑茶が出来あがるのが嬉しいのだ。

しかし、先日の包まれた安渓鉄観音と同じように、なんでこんなものを作ったのだろう。本当に中国ではおもしろいお茶がどんどん誕生して面白い。

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