
菊地和男先生の開催する楽人居のお茶会に参加させていただいてきた。
このお茶会は、今日で3回目の開催だそうで、前回は、残念ながら日程が合わず参加できなかった。その三回目の茶会は、皇居がはるか目の下に臨むことのできる東京は丸ビルの36階にある「福臨門酒家」で開催された。
いろいろなお茶と料理をあわせてみんなで楽しもうというのが趣旨のこの茶会は、前回までは日本料理やさんで開催されたという。今回は王道にのっとって、香港では屈指の料理店である広東料理の福臨門酒家での開催とあいなった。
菊地先生は、この丸ビル店のオープンにかかわったということで、メニューにない料理を今回出してくださるようにお願いしてくださったのだという。
まずは、このウエルカムドリンクである「シ眞紅工夫」の水出し。甘さがしっとりとしていて、香りがとてもよかった。
さらに、金奨恵明、古丈毛尖と食前のお茶が続く。どれもキレイな茶葉で、しっかりと蓋碗で淹れられているので、食欲を増進させる。

以前、会社の面々と銀座の福臨門にいって、がっかりした記憶があるので、「正直丸ビルにはいってるしなあ」とか「高層ビルだからガスが使えないって話だったしねえ。」と、食事の方はぜんぜん期待していなかったのだ。
ところが、まったくその予想は裏切られた。「高層ビルだからガスが使えない」というのはまったくのデマだそうだ。
いやあ、どれもこれも金華ハムや鳥、貝柱の上等な上湯で味付けがされていて、久しぶりにおいしい中華を食べたという満足感一杯だった。
豚のカリカリに焼かれたチャーシューと酔っ払い鳥などの前菜
特製の八寶冬瓜スープ
蝦の湯葉揚げケール添え
サバヒーのような塩漬け魚で味をつけた春雨の煮込み
(上の写真)
カエルの豆醤炒め
ハスの葉の蒸しご飯
桃饅頭
そしてキューイゼリー、タロイモのお菓子(ういろうのような食感)、マンゴープリン
(下の写真)
どれもとてもおいしかった。特に冬瓜のスープは、本当においしくてお代わりまでしてしまった。はしたない・・・。

途中、霍山黄芽、18年物のプーアールとワインが出されたが、霍山黄芽はしっかりとした味わいで、料理やワインとのマリアージュが最高だった。なんども湯を継ぎ足してもらってしまった。プーアールは、菊地先生が18年前に雲南省で自分で固めたものだとか。まだ若さが残る強い味のプーアールだった。あと10年寝かせると、極上のお茶になりそうな気がする。
そして、食後のデザートにあわせて、大紅袍とホールリーフの国内消費用正山小種。
お茶も料理も大満足だった。場所柄や参加費の関係で参加されている方々の年齢層はどうしても高くなってしまうのだが、それはそれで大人の茶会という感じでなかなか楽しかった。
次回はフレンチと中国茶のマリアージュ。どんなお茶会になるか、今から楽しみだ。
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