普[シ耳]茶専用刀

普[シ耳]の餅茶などの固形茶を削る時に使う道具は、以前ここでも紹介した。
じつは、この何かの実をかたちどったものも、普[シ耳]茶専用刀なのだ。実についている葉っぱのような部分を引き出すと、「斧」という形の刃が出てくる。見た目はかなり恐ろしい。まあ、刃はペーパーナイフぐらいなので、これで手を切ってしまうという危険性はないのだが、いきなり目の前に出されると、ちょっとひるむかも知れない。

こうやって刃を出して餅茶を削るのだが、丁度ナイフを広げたように持てるのは握り具合が良く、なかなかの優れものだ。
普シ耳茶を削るときには、実はソムリエナイフが一本あるととても具合がいい。手の馴染み具合などもほどほどでよい。
ところが、この専用刀は、さらに専用に作られているだけあって、先の尖り具合とか、斧の刃に見える部分で茶葉を層にそってめくるときも、なかなかに使い勝手が良い。
もちろん、表面がかちかちになってしまっている沱茶や磚茶を崩すのは難しいが(これも裏側や側面の溝にそって削ってやれば、結構削れるものなのだ。)、餅茶なら、使い勝手が良い。
がしかし、そんなに何枚もの餅茶を崩すわけではないので(我が家にある10数枚の餅茶は、新しいものが多いので、手でも崩れる。古いものも手で崩れる。)、いつも持ち歩くわけではないが、一本持っていると結構便利である。
これは、中国本土のお土産。


























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