2004.12.25

ヌワラエリア-ラバーズリープ

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スリランカのお茶はとても飲みやすい。ディンブラ、キャンディー、ウヴァなどなど、身近で飲みやすい茶があるのはとてもうれしい。中でもすきなのは、ヌワラエリア。スリランカの紅茶の中では、やや青みのある味わいだが、それがまた好みなのだ。

イギリスの殖民地だったヌワラエリアは、中でもリゾート地だったらしい。1800mという比較的高地で作られる。なかでも、Lover's leap (ラバーズ リープ)は、非常に良質な紅茶が作られることで有名。この地域には、ペドロ茶園とかウダラデラ茶園などの茶園がある。

このヌワラは、リンアンのもの。クリスマスの夜に、幸せな気分で過ごすのには最適と言える紅茶だろう。


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2004.12.14

九曲紅梅

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浙江省杭州のお茶といえば、だれだって「龍井」をあげるだろう。しかし、龍井に匹敵するお茶がここにあるのを御存知だろうか。

そう、紅茶の九曲紅梅は、杭州のお茶なのだ。龍井と並び賞されるということで、「一紅一緑」という言葉があるぐらい。産地は江省杭州市の郊外、西湖区周浦郷。

このお茶、いまでこそ有名だったが、僕がはじめてこのお茶を飲んだころ、日本では全く知られていなかったといってもいいだろう。工藤圭治さんが、杭州の茶葉博物館に行った際に入手してきたものだった。

「九曲」という名前は、なんだか武夷山の九曲を思い起こす。そんな感想を口にしたら、「うん、太平天国の乱の際、福建省の人々が戦乱に追われて浙江大塢山付近にやってきて作り始めたお茶なので、武夷山の九曲渓から名前を取ったらしいよ」と工藤さんが教えてくれた。

「紅梅」とは???一節には、梅の香りのする紅茶だからという短絡的な解釈がある。梅のかおりねえ。あまりかんじたことないなあ。むしろ、お茶を淹れた際の水色がとても綺麗な紅色なので、梅の花の綺麗さに喩えて紅梅と下というほうが、情緒があるなあ。あるいは、梅の枝が九曲がりの流れのようにうねっている様を思い起こさせる茶葉の形からきているのだろうか。

特に突出した味わいがあるわけでもないので、「獅峰龍井とならぶ茶」といわれてもあまり実感がないが、おいしいものは確かにおいしい。このあたりは、九曲紅梅が少量しかつくられないことから来たものだろうか。

やさしくて渋みのない味わいは、ほっとさせるおいしさ。名前の可憐さとともに、中国の紅茶のなかで注目したいお茶である。

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2004.12.03

Darjeeling Autumnal 2004, Jungpann Estate

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先日購入した2つのダージリンのもう一つ、Darjeeling Autumnal 2004, Jungpana Estate。香りがとても上品で甘いお茶。ラズベリー入りのスコーンと一緒に。

Jungpana Estateはジュンパナ茶園とよばれる。ここの紅茶は、ダージリンのナンバー5に入る有名なもの。マスカットフレーバーがおいしいのだ。南向きの傾斜に作られた茶畑で育つのは、ハイブリッド(アッサム種と中国種の掛け合わせ)ではなく、中国種のお茶。

それだからだろうか、香りがとてもいい。やさしい。そして上品。生産量もそれほど多くはないらしく、いまだに手作業の紅茶作りがメインなのだとか。

Jungpanaは、Jungという人の名前+panaという「水」をあらわすヒンズー語の合成の言葉。その土地で作られたお茶なので、Jungpana。リンアンの堀田さんによると、「ジュンパナ茶園、ガーデンマークは「JUNGPANA」ではなく、 『 JUNGPANA UPPER 』」なのだとか。Jungpanaの中でも高いところで作られるお茶のことをJungpana Upperといわれるのだそうだ。

そういえば、ナムリンアッパーとかあったよね。これもおいしい紅茶だった。

それにしても、やはりダージリンは、オータムナルがおいしいなあ。これは中国茶飲みだからだろうか。この深みのある香りで、僕はお茶の世界にどっぶりはまってしまったようなものなのだ。香りは重要だね。

ダージリンに興味がある人は、リーフルの山田さんの監修された「おいしい紅茶の図鑑」(主婦の友社)を読んでみてほしい。

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2004.12.01

Darjeeling Autumnal 2004, Goomtee Estate

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ダージリンオータムナルが2種類とどいた。11月頭に松宮さんがインド・ダージリンに行って仕入れてきたもの。「香りが良いダージリンが入りましたよ」とご連絡を頂いたのだ。さっそく2種類のダージリンを御願いしたのだった。

その一つが「Goomtee Estate」。英語標記を日本語になおすのは難しい(中国語よりは楽か)のだが、通常「グムティー」と呼ばれる。

オータムナルらしく、発酵度もしっかりして、芳醇なそして甘い香りのする紅茶だった。久しぶりにオータムナルを飲んだのだが、やはり僕はダージリンの中でもとりわけオータムナルが好きだ。青いダージリンも嫌いではないのだが、なんと言っても、甘い香りがしっかりと凝縮されるこの季節のダージリンは、本当によいと思う。

この香りは、似たような中国種を使っているであろう、大陸の半発酵茶や紅茶とはまるで違う香りに仕上がるのだから、お茶って不思議だ。

ところで、松宮さんが今回ダージリンに行った際に、アッサムのBRUCE TEAのような、ダージリンで一番古いドクターキャンベルが植えた中国種の茶樹があるAlubari Tea Estateで、手揉みの半発酵茶を作ってもらったそうだ。

堀田さんのアッサム探求といい、松宮さんのダージリン探求といい、本当に頭が下がる思い。ぼくなんか、日本にいて、のほほんとお茶飲んで、アレが良いとかこれがいいととかいってるだけだもんな。まあ、今更茶藝師とか評茶員でもないだろうから(というか、いまさら取れないよな。あまり「勉強」という感覚で中国茶を考えるのもいやだしねえ。)、のほほんとお茶を飲むのが似合っているのは確かだが。

どこかでBRUCE TEAもこのAlubari Tea Estateのお茶も中国茶と繋がっているのだなあとおもいつつ、それでも、やはりダージリンはダージリンだねという結論に達したお茶の時間だった。

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2004.11.23

BRUCE TEA

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紅茶好きなら誰しもが知っている「ブルース兄弟」。インドアッサムでアッサム種の茶木を発見した人として知られている。このブルースが、アッサムで開いた茶園が「ジャイプール茶園」なんだとか。

ここで、作られた面白いお茶がBRUCE TEA

でも、この紅茶は中国種。アッサムで中国種とは何故?と思っていたら、1833年に中国茶貿易が自由化されたので、イギリス東インド会社が中国種の茶樹をインド各地に送っていたのだが、どこもあまりうまく行かなかったらしく、アッサムで茶樹が発見されたというのなら、アッサムは茶樹の育成に向いているのだろうということで、中国種の茶樹も送られて、ここジャイプール茶園で育てられたのだそうだ。

そして、このBRUCE TEAこそ、当時の茶樹そのままに製茶されたお茶だということ。1834年当時のまま再現されたというから、これは茶に興味を持つ人間には、とても興味深い。

今回、こんなお茶を企画したのは、名古屋の紅茶専門店TEA's Lyin-anの堀田さんと京都の紅茶専門店ラ・メランジェの松宮さん。お二人とも仲良くしていただいている方々。

いかにもお茶を探求する二人ならではの試み。そして販売はこの11月19日からTEA's Lyin-anで行われている。近いうちにラ・メランジェでも発売されるらしい。

この紅茶は、当時の紅茶の製法、つまりまだ完全な紅茶の製法が開発される前の、半発酵に近い紅茶の製法でできているのだという。今回、この紅茶の規格をした堀田さんが、「松下先生が「アッサム紅茶文化史」に書かれた「半醗酵の紅茶」というのが、まさに実感できるお茶ですよ。」というメールを送ってくれた。烏龍茶と紅茶の過渡的な製法ということができるのだろう。

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茶葉はやや黒っぽいが、ところどころゴールデンチップが混ざる。運搬の途中でクラッシュしたのか、茶葉がそのまま復元するものはほとんど無かった。このじょうたいだとエグミが出そうだなとおもったので、ポットではなく、中国茶の茶壺で淹れてみることにした。ついでにいつも茶を飲んでいる蓋碗も使ってみた。やや茶葉が小さいので、淹れるのが難しそうだが、茶葉の量を比較的抑え目にしてトライ。

まず一煎目。比較的アクの出る茶葉は、ややクラッシュしている(堀田さんの所の画像だと、もっと大きな工夫式の茶葉なのだが。)のですぐに色がでる。3gで1分弱という時間をとって入れてみたが、蓋碗の方がメリハリがあるが雑味も出た。一方、茶壺の方は、比較的穏やか。全体のトーンは、どちらも同じ感じ。

少なくとも、これを飲んだときアッサム地方で作られる紅茶とは思えない。でも、烏龍茶でもない。烏龍茶というのなら、発酵度をものすごく高くした紅烏龍か・・・。

むしろ、福建省の紅茶、そうだなあ、政和工夫のような味わいだろうか。濃く淹れるとやはり雑実が出るので、ストレートで飲むためにも、やや軽めに淹れるのが良いのではないかと思う。

香りも同じ中国種のダージリンや大葉種のシ眞紅のような華やかな香りはしない。でも、ゴールデンチップがところどころに見受けられるので、味わいに若干だが甘みが混じる。

確かにインド紅茶というには未完成。中国紅茶の流れを受け継いでいるという印象がとても強かった。未完成というなら、日本の紅茶にもつながるところがある。もちろん、日本の紅茶の青臭さはまるで無いのだが、奥に潜むテイストがふと、そんなことを感じさせる。

これがどんどん進化して、今のアッサム紅茶につながるというのはなんだか面白い系譜だなあ。もちろん、アッサムでは、アッサム種が使われているのだろうから、味わいも確実に違うのだが。何も言わないで、この紅茶だけを飲んだら、比較的質の良い中国紅茶と思うかもしれない。

二煎目になると、ややおとなしくなり、タンニン分が抑えられ、丸くなる。このときの味わいもは、茶壺の方がややおとなしい感じがする。蓋碗の方がメリハリがある。香りはやや落ちるか。

三煎目になると、茶葉がクラッシュしているせいか、時間を延ばさないとがくっと落ちる。紅茶であるためのデメリットか。

二煎目が一番僕には好みだった。完成度を高くした紅茶としての中国種inアッサムというお茶も是非飲んでみたいものだ。どのようにちがうのか、飲み比べするともっと当時の製法の意味合いがわかるかもしれない。

最後に茶底を見たが、これはどう見ても紅茶。もちろん、茶葉の作りは、今のアッサムなどのオーソドックスな紅茶とは違うが、その色合い、細かさは、まさに紅茶以外の何者でもない。堀田さんの所の画像とはやや違うかな・・・。

いずれにせよ、面白い企画をありがとうございました。

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2004.10.23

クリームティーにマーマレード

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クリームティー。これはmiyaさんのCream Teaの記事を読むとすぐわかるが、イギリスのティータイムには欠かすことのできないスコーンとミルクティーのセットのこと。

本当は自分で焼いてもいいんだけど、今日は息子と遊びまくったので、なんだかそんな気分になれずに、近所のスーパーで買ってきたスコーン。

付け合せにクロテッドクリームがほしいところだが、miyaさんが堪能しただろうあんなにおいしそうなものは入手できず、とりあえずマーマレード。マーマレードは大好きで、甘いだけではなく若干苦味のあるのがよい。

だから、正確にはクリームティーにはなら無いかも。でも、スコーンと紅茶のセットをクリームティーというなら、これもクリームティーか・・・。

いま、お気に入りは、サンダルフォーのマーマレードかな。これはディンブラのミルクティーとてもよくあうと思う。でも、ここのサイトみたいに、こんなにあると迷うこと必死。

みなさんの好きなマーマレード、教えてください!

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2004.10.20

これは・・・

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またかー!と思った人、ごめんなさい。こ、これは、見た目はこれにそっくりなんだけど、これではないのだー!。

でもねえ、お茶なんだな。そう、紅茶好きの人ならすぐ解る。これは僕がミルクティーにするときに使うアッサムのCTCだ。

CTCとは、Crush(砕く)Tear(裂く)Curl(丸める)の略。この3つの動作を一度に行なう機械があって、それで製茶されると、こんなころころとした丸い茶葉ができあがるのだ。もともと、ティーバッグ用に開発されたと聞いたが、煮出してミルクティーにするには最適なお茶だ。

特にミルクたっぷり、砂糖たっぷりのあまーいミルクティーにするのがよい。

CTCはケニアも好きだが、やはりアッサムが一番。こんな台風の夜には、ミルクティー片手に好きな本でも読むのがよいものだ。

P.S.今日、オールアバウトのWebマガジンFor Fで中国茶の特集記事書きました。よかったらみてくださいまし。
http://allabout.co.jp/F/s/041020/?FM=ftop

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2004.10.16

ふわふわミルクティー

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土曜日の午後になると、家族で「お茶しよう!」というのが合言葉のようになっている。残念ながら、僕の住んでいる南大沢周辺は、あまりこれといったお店がない。だから、いつも、モスバーガーとかになってしまうのだが、今日は息子のゲームを探しに多摩境までいったので、ペス・ドュ・ミュゼというカフェにいった。

ここは、天然酵母のパンも売っているお店で、とても雰囲気がよいのだ。ちょっとだけ値段が高いのがサラリーマンにはつらいところだが、ついつい「おいしいものならいいやね」と、お店に入ってしまう・・・。

で、今日はフレンチトーストと、それからキャラメルマキアートのようなコーヒー。ここのフレンチトーストは、アイスクリームが乗っていて、とてもおいしい。それに、パンやベーコンの入ったサラダもハニーマヨネーズとかバルサミコのドレッシングなどが選べてうれしい。

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ところで、このお店にくると、たのみたくなるのが「ふわふわミルクティー」。泡の威力はなんでも丸くするのだが、ちゃんと淹れた紅茶にフォームドミルクを入れたミルクティーがこのふわふわミルクティー。

ほんのりと丸く、おいしく仕上がる泡のミルク。今日みたいなちょっと寒い日は、こんなミルクティーを、両手を暖めながら飲むのがうれしい。

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2004.08.24

まろやか 味わい煎茶

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いまどきの煎茶は、進化をとげている。どんな進化かといえば、粉末のお茶。粉末のお茶なんか、抹茶としてむかしからあったじゃないかって・・・。そうなんだけど、でも違うのだ。

なにが違うかって、茶葉を粉にしても、それに湯を指しただけでは、茶葉からいれたお茶と同じ味にはならないのだ。それにこなっぽくなってしまう。

ところがこの「まろやか煎茶」、この粉に湯を注ぐだけで、全く茶葉から淹れた煎茶と同じ味になるから不思議。ということは、この粉、ただ単に茶葉を粉末にしただけのものではないんだろうか?

茶湯をそのままフリーズドライにして粉末状にすると、こんな粉になるんだろうか。
こういうところに、技術革新を感じてしまう。日本茶の世界にも凄いことがおこってるんだなあ。こういうことができるから、蓋に茶の粉を仕込んだ新しい飲料なんかもできてしまうのだろうね。

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2004.08.22

ほっと一息

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すっかりつかれてしまった休日の午後。
ホテルのラウンジで紅茶を一杯。
それだけでなんとも癒されるのがうれしい。

(ホテルアンバサダーにて)

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2004.06.11

忙しい日にもおいしい紅茶を

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このところ、妙に忙しい。しかも、自分に直接関係ないのだと思うようなことで忙しかったりする。それだけストレスがたまる。しかもさらにいくつかの部署を兼任する辞令が出そうな雰囲気。

そんな忙しいなかでも、おいしい紅茶がのみたい!と思う。ダージリニストとしては、おいしいダージリンが飲みたいのだが、手軽に飲むにはおいしいダージリンのティーバッグを見つけられずにいる。

で、その代わりに見つけたのがこれ。

これはCandyのティーバッグ。テトラポット型のメッシュでできたもの。リンアンの商品だ。

Candyは、多くの紅茶と同じように、地名が名前になったもの。どこにCandyがあるかというと、スリランカだ。「300年以上続いたシンハリ王朝があった」(by リンアン)というほど、とても古い都市だというCandyは、スリランカ紅茶の発祥の地なのだとか。

青味のあるおいしい紅茶の産地ヌワラエリヤの南に位置するCandyは、標高500~800m高地に農園が点在しているらしい。

くせと渋みの少ない、とても飲みやすく香りの良い味わいなのがCandyという紅茶の特徴。その特徴をそのままにティーバッグにしたもの。白磁のティーカップで入れると明るいオレンジがかった赤色がとてもきれいだ。

こんなおいしい紅茶を、デスクでのんでふーっと一息。さあがんばるぞという気持ちになる。

おいしい紅茶をありがとう、堀田さん!早くお元気になってください。
ちなみに、キャンディーの農園のスクリーンセーバーがここでダウンロードできる。

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2004.06.10

毎朝のための紅茶

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Taylors of Harrogate。紅茶好きなら一度はその名前を聞いたことがあるだろうという紅茶。このブランドのもっともオーソドックスなYorkshire Teaを飲んだ。

このティーベンダーは、チャールズ・テイラーが1886年に設立した老舗の茶舗。

これはティーバッグだ。2カップ分の大きなティーバッグがいくつもいくつも積み重なって箱の中にちんまりとおさまってるのがとてもかわいい光景なのだ。

まず、この紅茶の気に入っているところは、箱のデザイン。緑を基調にしたデザインは、ヨークシャーの風景を水彩画で描いてある。

実はこの箱は2種類の色調がある。基本デザインは同じ。何が違うかというと、このパッケージに書かれているHard Waterという文字がヒントになる。

そう、このTaylors of Harrogateの紅茶は、飲む場所の水に配慮して、「軟水用」と「硬水用」の2種類のティーバッグを用意しているのだ。

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このお茶は、Hard Waterなので、硬水用。おそらく、この紅茶をロンドンでかった知人は、そのことを知らなかったのだろう。

想像するに、硬水用のものを軟水で入れると、ちょっとだけ軟水用より良く出てしまうということになるのではないかと思う。だけど、今回、日本橋のおいしくない水で入れてみても、あまり渋みが強いとは感じなかった。

毎朝飲むのに最適な紅茶と言えるだろう。
おいしい紅茶を一日の始まりに飲める幸せ、そんな良さを感じさせる紅茶だと思う。

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2004.06.05

一度行ってみたいダージリンの農園は!

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自称ダージリニストである僕としては、行ってみたい農園が3つある。チャーモン農園、ナムリングアッパー農園、そしてオカイティー茶園だ。

このオカイティー農園は、ダージリンの中でも比較的歴史のある農園らしく、ネパールの国境に接する場所にイギリス人が始めたのだとか。創設当初は「Rangdoc」という農園名だったらしい。名前の元もとの名前の由来は、「唯一の紅茶」という意味をもつ「OKAY-TEA」がなまったらしい。

かの有名なダージリンハウス・リーフルの山田さん(社長)は、この農園と非常に親しくしているらしく、「ヤマダバリ」という提携農園を作ったらしい。これ一度飲んでみたいな。

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なんで、この農園に行きたいかというと、単純にオカイティ農園のお茶が好きだから。香りがとても豊かな紅茶なのだ。出来の良いナムリングアッパーの方が甘味のある香りだと僕は認識しているのだが、コンスタントにここの紅茶の香りはよいのだ。

この紅茶は有名なので、僕がごちゃごちゃ語る必要はないのだが、こんなおいしいダージリンが作れる農園には、一度行って見なければいけないのだと、僕は思いこんでいる。

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2004.05.11

ICED YUNAN

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今日は暑い。こんなに暑い日は、なんていってもアイスティーでしょう。ところで、ここを読んでくれている人たちは、どんなアイスティーを作るのだろうか。

普段、僕の場合は、圧倒的にダージリンが多い。しかもアイスにする場合は味のしっかりとしたセカンドかオータムナルがいい。そういえば丁度一年ほど前に、新潟のKonayukiteiというお店で飲んだアイスのダージリンはおいしかったっけ。

アイスというと、巷ではアールグレイが多い。残念ながら、あまりアースグレイは得意ではないので、お茶を選べるとき以外は、外でアイスティーを飲む機会は少ない。

ところで、数ある中国紅茶でアイスティーにして耐え得るお茶はどんなのがあるだろうかと考えた。もちろん、アッサム系のお茶をベースにした英徳などは、アイスティーにしても可も無く不可も無いといったところ。一方で、陽羨工夫や九曲紅梅といったものは、あまりアイスにはむかないかなという気がする。

そんな中で、ゴールデンチップの多い祁門と[シ眞]紅は、結構行けると思う。この画像は、去年の夏に頻繁に飲んでいた[シ眞]紅のアイスティー。香りも味わいのメリハリもきっちりある紅茶なので、アイスにしてもかなりいける。色合いも結構きれいなので、中国茶のお店で飲めると結構うれしいのだがどうだろうか。

おいしいアイスティーの作り方はこちらをご覧頂きたい。

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2004.04.16

タゾ・チャイ・ティーラテ

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毎朝のお楽しみは、スタバのタゾ・チャイ・ティーラテ。このところコーヒーはオフィスで飲んでるので、スタバではこればかり。

以外にチャイって好きで、自宅でも作ることが多い。最近はメンドクサイので、ただミルク混ぜるだけなので、チャイではなくミルクティーになってるけど、昔はちゃんとチャイの作り方なんかを勉強していろいろと作ったものだった。

特にジンジャーチャイが好きで、風邪引いたかなと感じたときには何時もこれだった。リーフルでチャイのスパイス買って作ったりもしたんだけど、このタゾ・チャイ・ティーラテのスパイシーさも、なんとなくいいよね。

カルダモンとかシナモンとか、いろんなスパイスを自分でブレンドしてみるのも面白い。失敗すると飲めなくなるが、美味しいものだと「おかわり!」ということになったりする。

ベースの紅茶は、大体アッサムとかケニヤのCTC。最近おいしいCTC紅茶きらしてしまってるのも、いいかげんなチャイを作らざるを得ない原因かな。

どこかでおいしいCTC売ってますか?

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2004.04.14

やぶきた紅茶

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数年前に、日本で作られた紅茶を品茶する会というのをNiftyの茶の文化フォーラムでやった。30種類近く飲んだのだが、これはうまい!と思った紅茶はほとんど無かった。

これは品種の問題か製造工程の問題かなどといろいろと議論した記憶がある。品種といえば、紅ふうきだの紅ほまれだののアッサム系の品種が使われているものが多かった。

しかし、なかには、やぶきたとかさやまかおりなんていう緑茶品種で作られているものもあった。それはそれで面白かったのだが、なんか、青い感じがしたのを記憶している。

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先日、フーデッックスの世界緑茶協会のブースでサンプルとして配布されていた「やぶきた紅茶」のティーバッグ。これを飲んでみた。あの紅茶の飲み比べの時に感じたような、日本紅茶に共通した不思議な味わいは、あまりせず、非常に自然な感じのする日本産の紅茶だった。

産地は静岡の掛川。こんな紅茶は、まあ、普段会社で飲む分には受け入れられるものではあるだろう。

今では、比較的あちこちでやぶきたを使った紅茶が作り始められている。が、多くの紅茶は、「なにを目指して紅茶作りがされているのか、理解に苦しむ」ものが多い。

「単にやぶきたがあるから、紅茶を作ってみました。」これでは売れないと思う。どんな味の紅茶を目指して作ろうとしているのか、イメージできるお茶作りがされないと、日本産の紅茶の将来は期待できない。

残念ながら、そんなお茶作りをしている農家は、非常に少ないのではないだろうか。

もっとも、やぶきた種でどこまで僕がおいしいと思える紅茶が作れるのかは、非常に疑問だが・・・。


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2004.03.07

フレーバードティーの工夫

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フレーバードティーというのは、基本的には中国茶の花茶以外はほとんど飲まない。その昔、フォーションのアップルティーにはまっていたことがあったが、その後は、特に人工的に香りをつけた紅茶というのはあまり気がすすまない。

6年ぐらい前、メゾンドユーロンで食後のデザートの際にライチ紅茶が出されて、おいしかったのを記憶しているが、それ以降、自分で買うことはなかった。

昨日、オールアバウトジャパンのガイドの集会があり、雑貨ガイドの江沢さんに「いちご紅茶」というのをもらった。最近は、グレープフルーツだのココナッツだの、いろんなフレーバードティーがあるので、いちごというのはそんなに驚かなかった。

b200403071.jpgありがたく頂戴して、今日おやつの時間に早速飲んでみた。「ミルクティーがおいしいですよ。」というので、一度普通の淹れ方で紅茶を入れた後、テ・タレの要領でミルクティーにした。

まず、茶葉だが、これはアッサムだろうか?非常にしっかりした茎も混ざる茶葉であった。そのまま香りをかぐと、結構きついいちごの香り。

これをそのまま清飲すると、香りと茶のバランスがちぐはぐになりそうな気がする。でも、ミルクティーならば、このバランスが結構取れるようになるようだ。

まろやかな、味わいにアクセントを加えるのが、なんと「フリーズドライのイチゴフレーク」。見た目もきれいなのだが、このフレーク、甘酸っぱいのである。この甘酸っぱさが、なんといっても、甘い香りの紅茶の味を引き締めるのだ。

b200403072.jpgおそらく、こういう飲み物があってもいい世の中になったんだな。そう思う。嗜好は千差万別。ちゃんとした茶葉でないといやという人もいれば、どんなお茶だってお茶はお茶と思う人もいる。

だから、僕もこんなふうに、味と香り、そしてそれらのバランスをとるように工夫されたお茶は、あってもいいと思うのだ。基本的にはフレーバードティーは苦手だが、なんだか楽しくておもしろいお茶だった。

江沢さん、感謝です。

ちなみに、このお茶は、ここのもの。こんど時間があったら覗きにいってみたいお店だ。

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2004.02.27

貴婦人の晩秋

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いままでで一番おいしいと思った紅茶を上げろといわれたら、迷わずに1996年11月に飲んだチャーモン農園のオータムナルだと答えるだろう。

それまでも、当然10年以上いろんなダージリンを飲んできたが、個人的にはファーストやセカンドよりもオータムナルの豊穣な味わいが好みだというのは解っていた。しかし、この年の、しかもチャーモン農園のオータムナルは、今まで呑んだことのないほどの味と香りを持っていた。

このお茶は、もちろんリーフルのお茶。当時、リーフルではこのお茶を「貴婦人の晩秋」と名付けていた。

茶葉は比較的大き目の茶が、「紅茶???」と思わせたが、ポットに茶葉を入れ、「丹沢山系の水」を沸かして注ぎ、つこと5分。近くの骨董品店で買った、昔ホテルで使われていたようなティーカップに注ぐ。

茶の水色は驚くほど薄く、ダージリンはこんなに薄かったかなあと思いながらカップに顔を近づけたところ、思わず声を穂上げてしまうような香り。なにしろやさしい甘い香りが漂っていた。

残念ながら、それ以降、チャーモンのおいしいものに出会えずにいる。このときに一緒にナムリングアッパー農園も飲んだのだが、その後はこちらの方が断然いいとおもう。

今年は、マーガレッツホープ農園チャイナスペシャルDJ-712がフェバリットだ。

いずれにせよ、再びあの貴婦人の晩秋に会うことができるのだろうか・・・。

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2004.02.25

ティーバッグ

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最近紅茶のティーバッグを飲む機会が多い。お好みは、なんの変哲もない(笑)「リプトン」のピラミッド型のティーバッグなのだが、ティー-バッグの作りというのは、なんだかとてもおもしろい。

中国茶のティーバッグも最近ではいろんな物が出始めたが、そこは紅茶、中国茶よりも工夫が施されている。しかし、プリミティブなティーバッグというのが見た目もこのみなので、入れて楽しく、見て楽しいのはなんといってもマリアージュフレールのティーバッグということになる。

b200402252.jpgこれは布で茶葉が包まれている。昔はみんなこうだったというが、なんともころころとした形で可愛い。これをお気に入りのカップに入れて熱湯を注ぐ・・・。いや、そうではなかった。ティーバッグの淹れ方は、湯を先に注ぎ、そのあとティーバッグを静かにしずめるのだ。以外にしられていないらしい。

こうして、しばらくまって、ティーバッグを引き上げる。貧乏性の僕は、このティーバッグで2杯は紅茶を飲んでしまう。こういうお気に入りのティーバッグは、なんだか捨てるのがもったいないのだが、他に利用する手段も思いつかないので、そのままごみ箱へ・・・。ポィ!

でも、ティーバッグだって、こういうお気に入りがあると、美味しく紅茶がのめるんだな。


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2004.02.01

なぞの紅茶

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とある方から、紅茶を送っていただいた。見た目は、紅茶?という形をしている。単叢、あるいは岩茶?!というふうにも見えなくもない。最近の英徳紅茶には、こんな形をしているものもあるので、もしかしたらと思ったのだが、福建省のお茶だという。とりあえず飲んでみようということで、蓋碗で紅茶であるということを前提に淹れてみた。

はたして、このお茶は、紅茶ではあった。紅茶ではあったという言い方をあえてしているのは、茶の色も、味わいも紅茶なのだが、どう考えても、このお茶の香りは、青茶である。しかも、最近の台湾のお茶で見られるような新品種に共通する、不思議な香りがふんわりと漂ってくる。

残念ながら、この紅茶に関するデータは、僕の茶知識のポケットの中にはまったく見出せなかった。特に、福建省の紅茶の中で、こんな紅茶はまったく見たことがない。福建三大紅茶でも、武夷の紅茶でもない。いったいこのお茶の正体はなんだろ。

そのうち、このお茶を送ってくださった方に確認してみようと思う。でも、こういうなぞのお茶を飲むのは、とても楽しい。知識が増えるというよりも、味わいや香りに、もっともっと広がりが出来る。今までの香りや味わいの記憶に、新たなものが追加される。

僕などは、この世にあるであろうお茶のまだまだ本の一部しか飲んでいないのだということを、こういうお茶を飲むと、実感できる。そんなところにも楽しみがあるのだ。本当に中国茶は、奥が深い。

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2004.01.31

ダージリニストの憂鬱

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自称、ダージリニストと名乗っている以上、インドの紅茶「ダージリン」は切らしてはならない。ダージリニストは本来ならセカンドフラッシュ、つまり夏摘みの一番メリハリの利いた時期に摘まれるダージリンを好むのが通だといわれるのだが、僕の場合、なぜかオータムナル、つまり、秋摘みのお茶が大好きなのだ。

秋摘みのお茶が好きになってしまった元凶は、すべて、ダージリンハウス「リーフル」のせいである。ここで、チャーモン農園のオータムナルのおいしさに衝撃を受けてしまって以来、ダージリンといえば、「=オータムナル」というぐらい、僕の頭の中は、オータムナル一色になってしまった。

b20040131-2.jpgそして、いまちょうどオータムナルの季節である。リーフルからはおいしいオータムナルのサンプルがいくつか届いた。どれもおいしい。とくに、今年はマーガレットホープのチャイナスペシャルがかなりいける。これはなんとしても飲まなければいけない。

がしかし、 100g 5,000円と、リーフルのお茶のなかでもダントツに高いのだ。なんとしても飲みたい。ところが一方で、この季節は、おいしい安渓鉄観音秋茶、高山茶冬茶、そして凍頂烏龍冬片、鳳凰単叢雪片など、おいしいお茶が目白おしなのだ。一応、中国茶ガイドとか、品茶会の代表とか、後はどうでもいいような肩書きだが、中国茶フリークなんかを自称している手前、中国茶が最優先である。

そうなのだ、この時期の憂鬱は、おいしいオータムナルに手が出ないということなのだ。飲むべきか飲まぬべきか。しかし、今年はあきらめるしかない。なにしろ、これからおいしい安渓鉄観音の山のように届くのだ。だれかおいしいオータムナルを分けてください!


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2004.01.22

五指山紅茶

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僕の場合、紅茶=インド・スリランカとなる場合が多い。中国紅茶の中で好きだと思えるのは、それこそ極品のキームンと[シ眞]紅金毫、それに羨陽雪紅ぐらいだ。やはりダージリンの香りのすばらしさには、多くの紅茶がかなわない。

でも、中国紅茶の多様性には多いに惹かれるところがある。日本ではほとんど紹介されることがないのだが、中国紅茶の数は、めちゃくちゃ多い。去年東京中國茶倶樂部で30種類ぐらいの中国紅茶を品茶したのだが、中には、江蘇省の人のために福建省で作られた紅螺春なんていうのもあって、なんとも面白かった。

名前だけはまえまえから聞いていた紅茶に「五指山紅茶」がある。海南省(海南島)の南部にある最高峰五指山(1,867m)の山麓で作られる茶。この五指山茶区は、広東省だったころから分級紅茶がメインに作られてきた土地柄であり、海南紅茶の名前は、広く知れ渡っているのだが、実物を見たことが無かった。

文献などによると、3~4月と6月~7月に作られるらしい。さすがに南のお茶だ。茶葉は綺麗に揃っているので、紅茶の世界で言うところのオーソドックス製法によるお茶というところだろう。

五指山で作られるお茶の原木は、アッサムを移植したのだとか、ハイブリッドだとかいろんな話しがある(多分英徳当たりの紅茶と同じ品種ではないかと推測するのだが、どうだろう。英徳の品種は、アッサム系の茶樹を基本に品種改良されているので、その意味ではハイブリッドになるのかもしれない。)。そのためか、実際に入れてみると、鮮やかなオレンジ色の水色のお茶で、なかなかに味わいのしっかりした紅茶だった。

このお茶を送ってくださったのは、薬膳アドバイザー・食文化研究家であり中国茶のナビゲーターでもある青柳敬子さん。青柳さんは、僕が通っていた中国茶サロンの先輩でもある。

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