2004.10.31
2004.07.20
ダージリンホワイト

これは白茶なのだろうか。数年前からダージリンでは、色々な茶園で様々な国の依頼で緑茶、烏龍茶、白茶を作り始めたという。
特に最近では白茶に力を入れているようで、シルバーチップとシルバーニードルを分けて作り始めたとのこと。中国茶の白茶にあやかって、ダージリンホワイトとなずけているが、そんな中国茶名を付けて欧米市場や日本の市場に出すことが、ダージリンの商品戦略になっているらしい。
そこまで中国茶名にこだわることは必要ないとおもうし、ダージリンの香気を生かせるさまざまなお茶を作るのはいいと思うのだがどうだろう。
このお茶を送ってくれたメランジェの松宮さんは、「中国茶のコピーというとプライドが許さないようで中国茶のまねでないといいます。産地の維持をするには本来のダージリンもしっかり造っていただいて、その上で茶園の人たちの生活が成り立つようにいろいろなお茶を作って紅茶ではいい香りの無い時期、天候の問題で色々な環境が変わったときにそれを最大限に生かすために紅茶にこだわらずお茶を作るのは賛成です。」とおっしゃっていた。
こんなお茶が誕生するのは、やはり「こんなお茶を作れ!」という欧米あるいは日本の商社のおじさんたちがいるからなんだそうで、珍しいけど、やはりダージリンはオーソドックスなお茶がおいしいよなと思ったりする。
2004.02.29
白茶だけど白茶ではないお茶

目にも彩な緑のお茶がある。このお茶にはなぜか「白茶」という名前がついている。これはいわゆる6大茶区分でいうところの白茶ではなく、白茶という名前の緑茶なのである。
このお茶を初めて飲んだのはもう6年ほど前のこと。当時は「白片」とごっちゃにしていた。こちらはそもそも「銀坑白片」という品種なので、違うお茶なのだろう。
その正体は安吉白茶(あんきつしろちゃ)。浙江省安吉県に産するお茶だ。渓龍郷にある大山[土烏]で産するものが「安吉白茶」と呼ばれている。
海抜800メートルの茶畑で作られるこの茶は、古くから安吉にあった一株の野生茶樹(白茶種)を親木とした茶樹をあちこちで育てたものらしい。白茶の名前の由来もそんなとことにあって、白毫の多いミル芽を春に摘んで製茶するために「白茶」の名前が付いているという。
1999年から3年連続で国際銘茶コンテストで金賞を受賞しているという由緒正しいお茶といえるだろう。良くある話しだが、このお茶の原木「白茶王」という茶樹は、既に1000年の時を経ているのだとか。
しかし、そんな回りにくっついたどうでも良い話しを横に置いたとしても、このお茶はおいしい。一芯ニ葉の比較的嵩があるように見える茶葉は、非常に緑色が鮮やかで、見た目もきれいだ。
やや青臭い香りが先に立つ場合もあるが、ちゃんとした作りのお茶は、まろやかで甘く優しい。最近緑茶というと、太平猿魁かこの安吉白茶を飲むことがおおい。



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