2004.12.21

TCC忘年会 in anoma

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Tokyo中國茶倶楽部の忘年会をanomaで開催。昨年の忘年会も星川さんにわがまま言って、anomaで開催させてもらったのだった。

今年も、すっかりお手間をかけさせてしまったようで、星川さんには頭が上がらない。

さて、メンバーは、凸ぷうさん以外はほぼこのところの定番参加メンバー。思えば昨年の夏に結成して早一年半。その間、Andy高橋@sweets師匠は横須賀へ、アイザワ@台湾茶女王は仙台にと離れてしまい、amiluさはすっかり音信普通。そのかわにり、のーとみさんと(株)ちゃん、そして我らが青柳さん@薬膳料理人が参加するなど、メンバーも少し入れ替わった。

そのせいか?最近はどうもすっかりおいしいもの大好き茶会ばかりになってしまっているのだが、それはそれでもとても楽しいので、許そう。来年はちょっといろいろとやりたい気もする。

で、今日は忘年会ということで、Tokyo中國茶倶楽部らしく「金枝玉葉」という名前の単叢で乾杯。お酒じゃないところがわらえるかも。

その後は、ビンゴ大会をしようとおもって持ち込んだ道具を全く使わずに済むぐらいもりあがって、楽しいひと時であった。

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最近anomaにいくと、本当に初体験のものばかりと遭遇する。どんな料理が出たかは、オールアバウトの日記に書いたので、そちらで見てもらうとして、お茶もあれこれと楽しむことができた。

週末に開催されたかめきちさんの単叢茶会に参加できなかったので、少しだけだけどリベンジできたのはうれしかったかも。それにしても馬料理には、プーアル茶があう。岩茶もいろいろおいしかった。

茶王は、一月の新年茶会でリベンジ予定だ。
メンバーの皆さん、今年はありがとうございました。来年もよろしくお願いします。

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2004.11.26

新茶とお茶請け-チーズとレーズン

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Tokyo中國茶倶樂部、11月定例品茶会は、いくつか届いた安渓鉄観音の秋茶などを飲みながら、各自持参したお茶請けを楽しむお茶会。会場は、今回も春風秋月

最近はすっかりお茶会になってしまっているなあ。まあ、それがまた楽しいので、当分はお茶会になってしまいそうなのだが、来年はすこしまた実験とかいろいろとやってみたいものだ。

で、今回飲んだお茶は、冠軍茶王2004年秋茶、黄観音(岩茶)、6号(岩茶)、午子尖毫、樟樹湖烏龍茶、焙煎杉林渓高山茶、紅印散茶、福寿山野生茶など。他にもいくつか安渓鉄観音の秋茶があったのだが、ついついお茶請けに話題が集中してしまったので、飲みきれなかった。

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で、今回のメインのお茶請けは、チーズ。しかも国産のとてもおいしいチーズだった。これは青柳敬子さんが持参してくれたもの。北海道のクレイルのもの。ナチュラルチーズのおい古味おい古味ブルーは絶品だった。こいつはじっくりと2ヶ月ぐらい寝かせると真ん中がとろりとなって、さらにおいしいのだとか。是非たべてみたい。

このチーズと何種類ものレーズンがとてもマッチした。これには、やはり岩茶とかプーアールがとてもおいしい。特に紅印散茶がおいしい。これは、もう罪ですよ、Andyさん。

次回は、もうこうなったら自分の好きなお茶とそれにあうお茶を各自持参すること!という指令をだしてしまおうかと思っている。

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他にも、柿の姿をした和菓子や京都の抹茶クッキーなど、たくさんのお茶請けがどどどーんとならび、もう、話題もあちこちに。先日の青柳さんのテレビ出演裏話などもいろいろと聞けて面白かった。

月に一回、こういうお茶会ができるのは、うれしいことだ。

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2004.10.19

栗茶会

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TCC10月の定例会は、栗の御菓子を持ち寄って、岩茶を中心に飲むというお茶会。場所は、最近恒例の春風秋月

栗の御菓子を一人一品持参のことという条件をつけたら、見事にみんなばらけて持参。
しかも、和菓子に集中するかなとおもったら、洋菓子類もあって、とても楽しかった。

この季節、栗ははずせない。
個人的にも栗は大好きなので、こういう茶会だったら、何はともあれ、時間を作って参加するぞ!という感じだ。

集まった御菓子は、
 くりきんとん
 栗伊達巻
 栗の渋皮煮
 くりジャム+クラッカー
 栗のカップケーキ
 マロンコンフィッツ(栗のシロップ煮)

くりきんとんは、中津川のもの。この季節絶対にはずせない。栗伊達巻というのは奈良の御菓子やさんのものらしいが、初めて食べた。これはなかなかめずらしい。

栗の渋皮煮も定番メニュー。栗の渋皮にといえば、それが中に入っているグランクリュのマロンパイを持参したかったのだが、今回は断念。

くりジャムというのもなかなかおいしい。これは斑尾高原のジャムだった。

それから、洋菓子。栗と生クリームとスポンジの感触というのがなかなかよくて、これはうまい。
もともと、モンブランが好きなのだが、なんだか栗と生クリームというのはなんとも相性がよいものだ。

そしてマロンコンフィッツ。これは栗をシロップ漬けにしてあるもの。マロングラッセのようでもあるが、マロングラッセよりも柔らかくておいしい。ケーキの上にのせても良いし、そのまま食べてもおいしい。


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これらの栗の御菓子に、岩茶を合わせた。
香香の遠藤さんに送ってもらった鉄羅漢、肉桂、のーとみさん持参のかめきちさんのところの大紅袍などなど。

RIKOさんが届けてくれた500年の茶樹から作られた鳳凰単叢は、久しぶりにおいしい単叢を飲んだという感じだった。

それから、Andy師がご馳走してくれた、届いたばかりの秋茶の鉄観音。焙煎の仕方が古式のやりかたなんだとか。たしかに、昔風の感じがした。Andy曰く、「これは僕が小さかった頃、ママが飲ませてくれた鉄観音の味と同じなんだ」。なんだかとても嬉しそうな顔だった。

それにしても、岩茶といえども、それぞれ、表情が違って、栗とのマッチングもまたそれぞれ。やはり鉄羅漢すきだなあ。

ということで、来月は何をしようか。

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2004.09.22

月餅茶会

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TCCの定例茶会は、欠席がおおそうなのでどうしようかなあとおもっていたところ、春風秋月のAndy師から「香港で月餅を買って帰るから、お茶会しようよ。それで紅餅も飲むのよ。」と誘われて、「月餅茶会」になった次第。

どうせおいしいお茶会なんだからと、くんしゃんさんもお誘いしてしまう。なんだか怪我されていて、ちょっと痛々しかったのだが、僕が仕事に戻った後体調を崩したとは知らなかった・・・。

他のメンバーは、相変わらず元気がいいぞ!(笑)

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今回は、青柳さんが香港経由で海南島から戻ってきたばかりで、香港でお菓子を買ってきてくれたため、Andy師の月餅やら湯圓のほかに、たくさんおいしいものがあったのが、大変うれしかった。とくに、この画像ではきっとわからないかもしれないのだが、子豚の形のお菓子「猪子餅」が珍しくて面白かったなあ。

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お茶は、古味鉄観音、蜜蘭香単叢、30年プーアール、紅印プーアールなど。青柳さんの白芽奇蘭もおいしかったが、あとから来られたSさんのプーアール各種がすごかった。

香港でもう5~6年プーアールを買っているという彼は、失敗もしつつ、おいしいプーアールをたくさん持っている。そのうちの少しご相伴にあずかったのだが、こんなにおいしいのは久しぶり。ご馳走様でした。

いつもながら、お茶会はたのしい。どうもたのしいとTCCは楽しい(T)お茶会(C)倶楽部(C)に改名しなければならないかもしれない。(笑)

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2004.08.11

卒業式

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Tokyo中國茶倶樂部が発足して約一年。この会を思いついたのは、彼女がいたためだといっても過言ではない。いろんなお茶を知りたい、お茶のいろんな表情と捕らえたい、同じようなお茶好きの仲間とときには地方名産のお菓子を囲んで、いろいろと楽しんだり実験したり。そして時々、ゲストをお呼びして、いろんなお話をお聞きしたり。

そんなTokyo中國茶倶樂部から、発足当初メンバーの一人が卒業する。その卒業式のお茶会が竹里館であった。
相変わらず、卒業式なのか、お茶やお菓子が目的なんだかよく分からないまま、いろんなお茶をあれこれと飲んで、いろんなお菓子をみんなでほうばって、時にはデジカメ画像ストック捕獲作戦が繰り広げられ、ギター談義に落語談義、そして少女マンガ談義にまで花が咲いたお茶会ではあった。

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一年みんなであれこれとやってきて、丁度節目。これからまたいろんなことを考えて、定例品茶会をやっていくことになるのだろうけれど、主戦力の彼女がいないのは、結構今後の運営にも影響が出るかもしれない。でも、それはそれ、引き続き、あいも変わらず同じように、あれこれといろんな形でお茶を飲んでいくことになるのだろう。

そういえば、当初各人の興味のあるテーマを決めて、レジュメを作ってゼミのように発表するとか、茶書の輪読なんていう話しもあったのだが、これはまだ実行に移されていない。各人がテーマを決めて、そのテーマにそってお茶を飲んでみるというのを、以前Xiagn Leサロンでやったことがあった。

例えば、文山包種茶の由来と題したテーマを発表する時には、包種茶とよばれたであろう大陸のお茶や香片茶、そして各種包種茶を飲んでみるとか、或いは、東方美人のウンカ香がダージリンのウンカ香が似ているという場合に、実際にお茶を飲んでみるとか。

結構こういうお勉強めいたことも、それはそれで面白いものだ。もちろんそれだけでは長続きしないので、まったり系のお茶会も必要では有るが。(さいきんはそればっかりという話しも・・・(笑))

いずれにせよ、卒業しても、彼女にはいわゆる顧問みたいな形で引き続きよい茶仲間として在籍して欲しいと思っている。

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2004.07.21

オリエンタルビューティー

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Tokyo中國茶倶楽部が発足してちょうど一年。なんだかもう一年たったのかという感じがする。できる限り少人数で、比較的嗜好のにた人たちがあつまって、「ああ、このお茶好きだ」とか「ほう、こんなことがあるのか」なんて、楽しくお茶を飲もうという趣旨ではじめたのだが、最近では、メンバーが大体固定してきた感じがする。

で、一周年記念品茶会は、ダージリンウーロンと東方美人の飲みくらべ。本当はダージリンセカンドのキャッスルトンと、新竹の東方美人を比べてみたかったのだが、ちょうど間に合わなかった。

で、これもラ・メランジェから購入したダージリンでもウンカをつけて東方美人風にしあげたという「ダージリンオリエンタルビューティー」という名前が付いた「ダージリンウーロン」と、蘭亭さんのところのオーソドックスな東方美人を用意した。

それから他にもこんなお茶たちを。
 ■ グリーニッシュオリエンタルビューティー(蘭亭)
 ■ 蜜香烏龍(高橋Andyさん)
 ■ ダージリンホワイト(ラ・メランジェ)
 ■ 白毫烏龍(雲南省産・久順茶行)
 ■ ダージリン グムティー農園(ラ・メランジェ)
 ■ ダージリン オカイティ農園(ラ・メランジェ)
 ■ ダージリン シンブリー農園(ラ・メランジェ)
 ■ 福寿山高山茶(高橋Andyさん)
 ■ 茗心茶皇(茗心坊)
 ■ 太平猴魁(aiちゃん)
 ■ 蜜蘭香単叢(ラ・メランジェ)
 ■ 東方美人35%発酵(竹里館)

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ダージリンのオリエンタルビューティーは、やはりダージリンだった。のーとみさんも次のように書いている。

ダージリンは青いファーストフラッシュにせよ、白茶仕上げ、烏龍茶仕上げにせよ、つまり発酵度を変えて製茶しているわけだけど、どれもダージリンの味がするし、美味いのはしっかり発酵させて紅茶に仕上げたものだった。

それでも、今回のダージリンは、他の東方美人などにくらべると「発酵のしっかりした紅茶らしい紅茶」という感じは受けるものの、ファーストなのでセカンドやオータムナルに比べて青いのだ。そんな青さに比べてこのオリエンタルビューティーは、茶葉の色合いがしっかりしているのに青みがあるという、とても面白いお茶だった。

それにしても、ウンカの効果って、面白いね。京大のKさんたちの研究は進んでいるのだろうか。是非一度話を聞いて見たいものだ。

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2004.06.15

闘茶の楽しみ

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Tokyo中國茶倶樂部6月定例品茶会のテーマは「闘茶」。のーとみさんが書かれているように、先日AAJのガイドさんといってきた横濱茶館での闘茶がおもしろかったので、仲間とやってみようと思い立って、準備してみた。

闘茶は、ゲーム。お茶自体を楽しもうというより、お茶を使ったゲームを楽しもうというもの。たまには、これはこれで面白い。これにお金をかけることが加わると博打になる。だからゲームと博打は対立概念ではない。でも、今回は、お金をかけるのではなくって、得点が高い人に景品をということになった。

やり方は、省略。
利用したお茶を書いておくと、

 【源氏式】
  四季春
  翠玉
  金萓
  青心烏龍
  台茶17号

単独で名前を明らかにして飲めば、おそらくなるほどと思うようなラインナップ。でも、比較ができない状況で飲むというのは、結構難しいものだ。蓋碗の香りをかぐことができたら、品種まで当てられた人もいるのではないかなと思う。やはり普段から、そのお茶がどんな特徴を秘めているのかを把握していないと、この手のゲームはむずかしいなあ。

この中で確実に特徴が違うのは、台茶17号。はっきりと特徴が出ている。しかし、清香系の烏龍としてこのお茶を飲んだことの有る人は、少ないかもしれない。残念ながら、全問正解者はいなかった。

 【ニ見式】
  華崗烏龍
  福寿山
  杉林渓

これはかなり難しい。すべて高山茶。福寿山は缶から開封したばかりのもの。特徴がはっきりしていた。ただ、華崗烏龍は台中縣和平郷華崗で作られるお茶で、梨山茶として認識されることが多いので、これを同系列の福寿山と飲み比べるのは、やや無理があるかもしれない。もっとも、今回のお茶は、明らかに違う特徴のお茶ではあったのだが。

このゲームの難しさ、そして面白さは、恵さんがうまく表現してくれている。漫然とお茶を飲むのも良いけれど、時にはお茶と向き合って、お茶のおいしさを記憶にとどめてみるもの良いかもしれない。


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2004.05.19

茶壷がもたらす様々な違い

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昨日のTCC月例実験茶会は「茶壷実験茶会」だった。すでに、今回の実験の発案者であるこの方をはじめ、この方、そしてこの方が実験報告を書かれているので、補足することはほとんど無い。

実験なので、条件をそろえる苦労を毎回するのだが、今回は、すんなりと台湾V.S.宜興、形状の違いなどをベースに2つの茶壷を比較する方法でやることに決まった。いろんな意見を出してくれる人がいると、どんどん実験がおもしろくなるのが嬉しいし、なによりも、僕も皆と同じ立場の参加者でいられるので樂だ。(笑)

個人的な感想のみをあえて書き連ねるとすると、台湾の薄い轆轤作りの茶壺は、香りや甘味を当初引き出す能力に優れているという印象を受けたことと、宜興の紫砂茶壷は、お茶の味を丸くするといわれる割りには、台湾の茶壺と比較するとダイレクトにお茶の良さを引き出す能力を持っているのではないかということ。

そして、茶葉が開くスペースがあるものと無いものだと、似たような材質のものでも味わいが変わるということがよくわかった。特に、茶葉が開きにくい茶壷の場合、同じ条件で茶を淹れると水っぽくなる。だからそんな茶壷を使う場合、開きやすい茶壷よりも若干長めに蒸らす必要があるということなのだろう。

今回は、台湾の中火の凍頂烏龍、霧社、清香の台茶17号*、大陸の清香の黄金桂、中火の安渓鉄観音を使ってみた。今度は、岩茶や鳳凰単叢なども使って見ると面白いかもしれない。

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次回確認しておきたいものとしては、

  磁器と紫砂の茶壷比較(同一形状のもの)
  古壺と新しい茶壺比較(水平壺で比較)
  蓋碗と水平壺の比較
  同一比較で茶葉を数種類換えてみる
  大きさの違う茶壷で、同じ水の量、同じ茶葉の量で比較

などだろうか。

まあ、こうやってみんなでワイワイがやがやしているは、なにをやっていても楽しいものだ。(笑)

*台茶17号は,最近台湾の改良場が推奨している新品種。桃園や苗栗などでは東方美人がこれで作られている。芯が大きい茶として注目されている。

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2004.04.21

新茶緑茶品茶會

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TOKYO中国茶倶楽部月例品茶会で、今年の新茶緑茶を数種類飲み比べた。

本当は、もう少しいろんな省の緑茶を取り混ぜと思ったのだが、いままでに集められたのは、やはりどうしても浙江省の緑茶中心になってしまった。その代わり、同じお茶でも、種類が違ったり産地が違うものも取り混ぜて、いろいろと。

飲んだのは、以下のとおり。

 獅峰明前龍井(3/18摘み)
 獅峰明前龍井(3/23摘み)
 梅家塢明前龍井(3/23摘み)
 梅家塢明前龍井(4/2摘み)
 翁家山明前龍井(3/23摘み)
 東山明前碧螺春
 安吉白茶
 黄山毛峰
 開化龍頂
 雪水雲緑
 蒙頂甘露
 顧渚紫笋茶
 雲南曲茗
 緑蔭潭

個人的には獅峰明前龍井(3/18摘み)、安吉白茶、蒙頂甘露、顧渚紫笋茶が今回は良かったと思う。残念だったのは、開化龍頂、雪水雲緑、雲南曲茗の3つ。どれも本来の味がぜんぜんしなくて、改めてお茶は農産物であり、作り手で全く印象が異なってくるのだということを再認識。

開化龍頂、雪水雲緑はものすごくスモーキー。このお茶を今回はじめて飲んだ人には、ちょっと申し訳無かったかもしれない。特に、開化龍頂はぜんぜん違う。このおちゃは、はんなりとしていて、甘味のあるお茶なのだが・・・。リベンジが必要だろう。

リベンジが必要というよりも、今年のは出来が悪いと思わざるを得ないのが、雲南曲茗。去年のお茶があまりにも香りも味もよかったので、「今年は出来が悪いから売るのを止めます」というRさんから「でも好きなので送ってください」と無理やり送ってもらったのだが、やはりRさんおっしゃるとおり。好きなお茶だけに、やっぱりショックが大きかったなあ。

b200404211.jpgなかなか気に入ったのは、黄山毛峰。茶葉は結構大小様々で、所々クラッシュしたりしているのだが、中国緑茶!の印象を一番強く出していたのではないかと思う。正直いうと、黄山毛峰はそんなに好みのお茶ではない。芽の綺麗に揃った甘味のある黄山毛峰を去年も届けてもらったのだが、優等生すぎて、龍井と比べてしまうとどうも今一つぱあっとしなかった。ところが、今年のお茶はちょっと腕白坊主。野生児って感じで、なかなか面白かった。普段飲むお茶としては、こういうのがよいなあと思うこと仕切り。

今回は、蓋碗とガラスコップを使ってみた。どんな淹れ方をしてもそれなりに出る。好みや嗜好の問題もあるので、今回はややぬるめのお湯を全般的に使ったけれど、ガラスコップに熱湯を1/3。あとは若干ぬるくした湯を注ぐのが、やはり緑茶の飲み方としては、一般受けしそうな気がするね。

ただ、個人的な好みからいえば、香りを楽しみたい部分が沢山あるので、熱湯で淹れたいかも。

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2004.04.17

早期紅印餅茶

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この方とか、この方とか、はたまたこの方とか、いつものメンバーで普シ耳茶品茶會。

春風秋月のオーナーAndy Li師匠に無理やり頼んで、新高輪プリンスの茶館スペースにお茶を持ち込み開催。
青柳敬子さんにもゲスト参加いただいた。

僕が持ち込んだ普シ耳茶は、七子餅茶(19年熟茶)、珍舊易武(50年)、不知年普シ耳茶(不明)、普シ耳餅茶(120年)七子餅茶(40年)、易武山春尖、易武山春芽、越年珍蔵生茶30年、千両茶、下関特級沱茶、[孟力]海銀毫、野生千年古樹青餅(10年)、七子餅茶(19年生茶)、七子餅茶(14年)、香竹筒茶、千両茶、[孟力]海茶廠青毛茶、陳年貢年茶(15年)、陳年貢年茶(20年)、貢品普シ耳茶(30年)、宮廷普シ耳茶(20年)、宮廷普シ耳茶(30年)、大顆陳年普シ耳茶、[孟力]海茶廠宮廷、冬黄餅茶、野生青磚茶、陳年大葉普シ耳茶(50年)、原野青茶、易武茶山竹皮方茶、普シ耳磚茶、888龍賞茶、[孟力]海沱茶、[孟力]海甲沱、班禅緊茶、陳年沱茶、竹筒香茶、竹筒茶、普シ耳板山千年古茶、中国雲南景萬千年古茶有機青餅、[孟力]海七子餅茶(沸海茶花白毫)、大益青餅茶、雲南野生大葉青餅、雲南喬木型野生古茶樹プーアール茶(青餅)、7542七子生餅、佛海白毫餅茶、六大茶山野生餅茶、七子餅茶(15年)などなど。

まず、10年程度の年代の新しい野生生茶から飲み始め、20年、30年、40年、50年、120年と、年代を追って飲み比べた。

年が若いほど、生茶は緑茶の面影をのこしており、ややいぶしたにおいが強い。年を経たものほど味わいが丸くなり、プーアール茶らしい香りになる。

そんな味わいの違いを堪能した後、新しい野生の餅茶を作る原料になる青毛茶を。これはもう完全に緑茶。しかもかなり上等なもの。去年の春茶なのだが、温度を低めの湯で淹れてもらったら、とてもおいしい。

その後も、台湾ではやっている焙煎普シ耳、その流れをくんだしゃおしゃんさんの千年古茶などを飲み継ぐ。やはりしゃおしゃんの千年古茶はとても飲みやすくておいしい。僕だけでは飲みきれないので、せっかくだから餅茶を崩してみんなでお持ちかえり。

そして最後にAndy Li師匠秘蔵の1940年代に製造された、早期紅印(別名、赤プウ)をいただいた。

この時代の普シ耳茶の特徴が非常に良くわかるお茶で、緑茶の名残を感じさせるような強さ、それでいてまろやかになった後味と甘さを複雑に感じさせるような、味わいの深いビンテージ茶であった。

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こんなに時間の経たお茶なのに、水色の色合いが非常にきれいで且つ透明なのには驚いた。50年物の珍舊易武の味わいに共通する、普段口にできないお茶。とても貴重な体験をさせてもらった。

紅印は、ほかに緑印、黄印などのお茶を生むが、これらの中茶牌円茶から、後に文革の早期に雲南七子餅茶へと変遷していく。そういう意味でも、餅茶の原点に近いお茶といえるだろう。

うーん、ビンテージもののプーアールの魅力ってすばらしいものがある。

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2004.03.17

似て非なるもの?!

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テイスティングは、目的によってやり方が変わってくる。
ワインの場合が典型らしい。

例えば、ソムリエのテイスティングは加点法なのだそうだ。

お客さんにワインを勧める時に、その個性や良さをワインの外観、香り、味わいから判断し、それを言葉を尽くしてお客さんに伝える必要があるからだ。

透明度、色合い、感覚そんなものを先ずグラスの中の液体のなかから見出さなければ行けない。そして香り。香りの強弱、香りの質、香りの傾向を刻々と変化する多様な表情のなかからひきだして表現する。さらに味わい。口当たりの良さ、強弱、アルコールの具合、苦味、酸味、収斂味などさまざまな複雑に絡み合ったものたちを、ほどきつつ、そのなかから、そのワインの良さ、個性を見つけていく作業。

それは、決して欠点をみつけるのではなくて、そのワインのもつ良さを見つけ出してあげる作業となる。

b200403172.jpg一方で、お茶の品茶(テイスティング)の場合は、減点法である場合が多い。

これは品質管理の目的で品茶が行われるからなのだろう。そのお茶の悪いところをお茶の表情のなかから抉り出して減点していき、残った良いものをチョイスするという方法。

それはそれで、非常に重要なことだろう。

いままで、僕らがやってきた品茶は、どちらかというと従来の茶の品茶法だったのではないか。お茶の中に潜む欠点をあげつらい、良いお茶か悪いお茶かを言い当てる。

でも、僕らは品質管理人でも品評会の審査員でもない。良いお茶も悪いお茶も、出来れば楽しく飲みたいと思う単なる茶人。であるのならば、僕たちがやるべきなのは、良いところを見つけ出す品茶なのだろう。

もちろん、ワインとお茶では、かなり違いがある。葡萄の産地や品種など、管理方法が画一的に決定される場合が多いワインの場合は、スタート地点での認識の共有化というのがかなり進んでいる分野だと考えていい。一方中国茶の場合は、同じ茶名のものであって、認識の共通化というのは非常に難しい。品種というキーワード、あるいは産地というキーワードはあるにせよ、作り手の意図一つで、同じお茶が何十にも変わってしまう。

そんなお茶に、ワインのような「標準」をあたえることは所詮むりなのだろう。でも、参考にはなる。縛られるのではなく、そんな表現方法もあったりするということを、頭のなかで思い描きながら、おもいのままに品茶してみると、キット世界が広がるような気がする。

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2004.03.04

安渓鉄観音の品茶

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この方この方など、TCCのいつものメンバーで安渓鉄観音をいくつか品茶した。品茶は小さめの白磁の蓋碗に、およそ7グラムの茶葉を入れて、熱湯を注ぐ。蒸らし時間は案外いいかげんで、目安。最初はお腹になにも入れていない状態だったので、比較的軽めに。でも、みな、結構ハードだったよう。

同じ感覚の茶をいくつも飲み比べると、結局自分の好みであるのか無いのかでそのお茶を選別してしまいそうになってしまう自分に気づく。僕の場合、茶を商っているわけではないので、品茶の目的は自ずとそれらの茶の比較になる。似たようなお茶を比較することによって、それぞれの違いがどこにあるのか、それを自分が好むか好まないか、そして、このような違いは価格と比例しているのか、そもそも一体どこに原因があるのかというようなことを「感じる」のが目的になる。

お茶は楽しまないといけない。でも、その楽しみ方にはさまざまなバリエーションがあって、人それぞれだろう。僕にとっては、こんな品茶も、非常に楽しいお茶の楽しみ方の一つである。

b200403042.jpg普段のほっこりとした癒し系のお茶の飲み方とは対極的にあるような品茶は、普段は気がつかなかったり、取り逃してしまっているようなお茶の表情を教えてくれたりする。その表情も様々な条件で変化する。

今回品茶した安渓鉄観音のうち、多く提供してくれた愛里さんによると、福建省安渓の「鉄観音種」と呼ばれる茶は、13の品種が存在するらしい。

13種類もの品種をプアーな舌で比べられるとは思わないけれど、似たような茶葉が如何してこれだけ違う表情をするのかを探る手がかりになるとおもしろいと思う。

結局、品茶した結論として「あのお茶が一番おいしかったね」ということになったのだとしても、一番美味しかったと思ったのが何でかを知ることに、こんな品茶の意義が有るのかもしれない。まあ、言ってみればある種の知的好奇心を満たすためのお遊びなのかもしれない。で、その「一番おいしかったお茶」を、こんどは、じっくりとのんびりと、それだけで飲んでみたいと思うのだ。

今回の品茶で一番思ったのは、「火入れの重要性」。飲んだお茶のほとんどは、安渓の現地では完成品とされているものだ。でも、長年香港の安渓鉄観音に親しんだ僕たちの認識としては、完成品ではないのかもしれない。なぜならば、茶を商う人たちが自らの手で火を入れて味を作る工程って、とても重要だと思うから。

今回のお茶は、たとえば台湾でいうところの生茶にあたる。なかには、茶荘に出荷する段階の毛茶(荒茶)とも思えるような青い安渓鉄観音もみうけられる。しかし、愛里さんによると、たしかに台湾の影響で仕上げが軽くなっているけれど、それはそれとして、安渓ではこれがきちんと火入れをした商品として完成した安渓鉄観音なのだという。だとしたら、その完成品であるところの安渓のお茶を仕入れ、さらにそれを加工して販売する香港の茶荘の技は、なんとすごいのだろう。

香港式鉄観音では、これらをいかに商品としての「ホッとする」お茶に仕上げるかが重要となる。これはひとえに茶荘の老師の腕にかかっているとさえいえる。

もちろん、最後に飲んだ賽茶王などのクラスのお茶は、それで完成品と見るべきなのだろうが、青すぎる安渓鉄観音は、火が入ったほうが、なんだか飲みやすいような気がするのだ。青い安渓鉄観音が好きな僕としては、なんだか奇妙な発見だった。

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2004.02.19

所作の美しさと味わいの関係

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こちらの方と、こちらの方などとご一緒に、台湾陸羽茶藝の泡茶師、Kさんにお手前を習った。茶道を長年されているKさんの茶藝の手前は、非常に美しく、ほれぼれと見つめてしまった。

茶藝というと、最近はどうも見世物的なものが多くなって、特に大陸などではそのような傾向が見受けられるのだが、Kさんの茶藝はその点、味わいにも重点を置いているのが最大の特徴。

b20040219-02.jpg例えば、3煎淹れて、どれも味わいが同じになるようにすることを要求される茶藝。茶藝にそのような要素があるのならば、それは非常にすばらしいことだと思う。同じ味わいをキープするということは、もちろん、美味しく淹れることが大原則。それを見た目も美しく、おいしいお茶も淹れるとなると、それはもう、まいりましたというしかない。

実際にKさんの真似をしてお茶を淹れてみると、僕の場合は所作の美しい作法を行うというよりも、淹れる動作がつまずかないように、「作業をする」ということになってしまう。どうしても、次に何をするんだっけ?と頭の中で考えてしまうのがいけない。だから味わいを整えるのが二の次になってしまい、ついつい「作業」に没頭することになる。

これを流れるように、身体を緊張させずに、美しい所作で、しかも美味しく淹れるようになれるためには、これはもう、鍛錬あるのみである。

所作の美しさと味わいには直接の関係はないはずだけど、美しい所作で淹れられたお茶は、どこかそれだけで美味しいものでもある。人様に入れていただくとおいしく飲めるのだが、さらにこうであるということはない。

茶藝侮るべからず。
(下の画像は、我らがAさん)

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2004.01.20

古壺の衝撃

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茶壺ファンなら多くの人が一度は覗くウエブサイト「壺迷」のウエブマスターにお話を伺う機会があった。

いろいろな茶壺を見せていただきながら、非常に貴重なお話をあれこれしていただいた。見せていただいた茶壺は、それぞれとても美しい表情をしていて、彼が「美術品」というのが良く理解できた。

バランス、シェイプ、そして地肌の美しさ、それぞれにおいてこれらの茶壺は、どれも今まで見てきたものよりも群を抜いてすばらしいものだった。でも、そのときには、実感として、別世界のもの。普段使って愛でている茶壺とは異次元のものとしての認識しかなかった。あくまでも遠くで見つめて、ちょっとため息をつく、そんな性格のものだったのだ。

しかし、その古壺は、そのなかに超然とした顔で存在していたのだった。

b200401201.jpgそれは「孟臣壺」。見た目はなんの変哲もない孟臣壺だった。形だけ見ているのであれば、それほど惹かれることもない、ああ典型的な「孟臣壺」だねと思っただけだっただろう。確かに形も色もいいので、最初から気にはなっていた。

しかし、手に取ったとたん、鳥肌がぶわーっと立つような感覚に襲われた。持ったときの手の馴染み方、そしてなによりもそのバランスの良さから来る軽さ。土の良さとは、こんなものをいうのだろうと思わせる手触り。

こんなものがあったんだ。僕には近来稀にみる衝撃であった。
ひとはこうして古壺に魅せられていくんだろうか。
でも、それは触れてはいけない世界。
今までどおり、ちょっと憧れて、そんなものもあるのだとため息をついているだけに留めなければ行けない世界なんだろうね。

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